[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
玉ねぎの傷みはじめた向こう側みたいな冬に書くことが怖い
紙の白、液晶の白、その中に半月形の目が笑うのだ
悲観してみせたところで履いてきた靴の中から豆がでてくる
表札のない家にゆく夢をみるようにくずれた空きプランター
留守電に不在を告げて声をだす自分の顔を這い上がる蔓
ここ一年時おり胸の中軋むうずらの卵大の疑問符
霙ふる明るい夕に重たげな自分のなかの賢い人に
そばだてた言葉も自分。自分。自分。と指差す自分
ココアだって泥と思えばそうだからおまえ背骨をまっすぐにしろ
アスパラをベーコンでまく方法で指差す吾を食ってしまえよ
じぶじぶと軒をしたたる氷水を予想しながら首筋へと あ
おどろきをまだ持っている。泥水の中へ愚鈍な足つっこんでても
煮えきらぬ水の名前をどうしても変えたい。それは泣き言でなく
うろうろうろうろうろうろアリマセンボクノ香リガうろうろうろうろ
さまざまをまざまざと見る両の目の充血してるほうをあげるよ
ぎりぎりの店員さんの押すようなハンコじゃないがちょっとぶれたい
はやく。 そう叫んでいたのだ。きっと。そう。いなくなってる窓をみている
ねむるとき水の瞼がおりてくる君は泣けない人魚に似てる
ルピシアのカシュカシュですか?違います。(優しいことは知っていますよ)
このように年のはじめから大変なスランプに陥っていますが(いつも通りという話もありますが 笑)、ここから這い上がっていけたらとおもいます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
髪は過去。毎朝きみは輝いて生まれた方へ優しく梳かす
眉は島。島に小さな津波きてシャーマンはまだ洞穴の中
耳は石。石の割れ目に殺意あり雨が降るたび流れだすとか
眼はゆらぎ。ゆらぎの中に現れた小さな君は真っすぐに立つ
(改作、追加予定あり)
特売の バナナとみれば 馬鹿親子 それぞれ買えば 二房の バナナはひとつ 屋根の下 「ちょうどよかった 休みだし ケーキを焼くよ おれ焼くよ」 バナナケーキを 焼くことは 馬鹿を認めて 笑うこと バナナケーキを 焼けるのは 黄色い魔法と すこし思える
父の分、明日の分と切り分けるバナナケーキにナイフしずめて
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |