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・大空に未完のままの本たちがさみしく眠る図書館がある
(加藤治郎さん選・三席)
この歌は本そのものを詠んだものではありません。
「本」を「人」としてイメージしたものです。
思いがけず筆を断たれることもあれば、自ら折ってしまう人もいる。
そういう人の思いは手の届かない所にありながら、誰かに読まれることを待っているに違いない。
そんなことを時々考えたりします。
ある日、僕がツイッターから消え、ブログも更新されなくなったら、空の図書館にいるか、短歌やめてお菓子作りに夢中になってるかだと思って下さい(笑)
この歌、トレーディングカードにしても気持ち悪いですねw
カード化に向かない歌が多すぎますね(笑)
2010/10/10 報告 Trackback() Comment(7)
COMMENT
こんにちは。
特選三席おめでとうございます!
今、録画を見たところです。
twitterでも言ったけれど、この歌、好きなんですよ。
なんだか空を見上げたくなります。
考えてみたら、未完のものって世界中にたくさんありますよね。
そんなせつなさを大きく捉えていて素敵です。
カードにしたら是非私にも分けてくださいー(^-^)
ありがとうございます!!
気に入っていただいてとても嬉しいです。
快晴には至らない、大きくも小さくもない白い雲が疎らに浮かんでる空をイメージして詠みました。
おお、カードのご注文承りましたp(^^)q
(心の声:大丈夫か?ちゃんとできるか)
飯田和馬 2010/10/12 16:30
三席おめでとうございます!あと2席をとれば、コンプリートですね!!スゴイ!!
この歌、かなり好きです。カードで欲しいです。
僕は若くして亡くなられたある歌人の方を思い出しました。その方の未完の歌集が手元にあるからかもしれません。また、僕なら「さみしく」が怖くて使えないなぁと思いました。でもそれは心の声だからじゃ無いんだと思いました。頭で詠もうとしているからだなぁと。本当に心から出てきたものなら、きっと素直にその言葉がはまるんだろうなと思いました、この歌のように。この一首のおかげで、気持ちを込めて素直に詠う大切さに改めて気付けた気がします。
高橋徹平 2010/10/12 15:01 EDIT RES
ありがとうございます!!
>あと2席をとれば、コンプリート
無理っ(笑)
入選できたらもう十分です。あと一回、二回いや三回・・・(←これでだめになるんですw)
思い当たる歌人のかたがいます。題詠ブログの過去のもので見たときはとても複雑になりました。
「さみしく」の語は僕も安易かなとも思いましたが、つづく「眠る」という語を外したくなかったので、その相性のよさから決めました。
このあたりの加減は難しく、奥深いですね。
ストレートな表現が適当な場合、婉曲な表現が感情に訴えかける場合。
どちらがその歌に相応しいか、考えても分からないことように思えます。
結局自分のそのときの気持ち次第でしょうか。
でも独りよがりにならないためには、左右の脳を働かせて推敲も必須ですね。
うーん。。。
できてないなあ(笑)
飯田和馬 2010/10/12 16:09
コメントありがとうございます!!
しかと=鹿と、見届けけていただいたわけですね(笑)
語順、口調……
全然意識してなかったf^_^;
考えてみると自分の作品は散文みたいなものが多い気がします。
たぶん修辞を使いこなせないだけだと思われますがw
カードOKですか?(←支払いかよっ)
またお会いできたら貰ってやって下さいねo(^-^)o
(心の声:あんないただいたカードみたいに素敵にできるだろうか、不安…)
三席しかと拝見しました。
おめでとうございます!
未完の物語たちに向けられた目線がやさしい歌だと思いました。
(私はそんな目持ち合わせていないので^^;)
語順も口調も普通の文章として成り立っているのに、
詩的な趣があり心に残りますね。
カードにしても素敵だと、わたしは思いますよ!
コメントありがとうございます!
司馬さんの大書架、ですか。
映像でさえ見たことないwのですが、あれだけの古今東西の知識の源たるや相当なものでしょう。
そういえば『街道を行く』は未完でしたね。
自分で「おしまい」と言えることは本当に幸せなことですね。
こんばんは
NHK短歌三席、おめでとうございます。\(^o^)/
この歌を読んで、
司馬遼太郎記念館の大書架を思い浮かべました。
(映像でしか見たことはありませんが・・・(^_^;)
現実の大書架と、司馬遼太郎さんのたましいが、
重なって見えました。
麦
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三席!
こんばんは。またしても出遅れ……ですがおめでとうございました。
飯田さんの解説を読むまで、私は勝手にラピュタ的な図書館を想像していました。
滅びの文明というか。まあ私がそういう人造物の滅びとか好きなだけなんですけど……。
なんらかの力によって急激に遮断された空中文明があって、そこにはもちろん未完の本たちがある、みたいな。
しかし、本=人だったのですか。
私、ちょっとのん気すぎましたね……うーん。
そのイメージで捉えなおすと、「未完」が急に重くなってきますね。滅びの美とか言ってる場合じゃない。
散文っぽいところを気にしていらっしゃるみたいですけど、
むしろその散文のにおいのするところが飯田さんの魅力だと私は思ってるので、
えー、まあ捨てるのも拾うのもいつでもできるので、できたらまだ捨てないでいってほしいなぁと(笑) あつかましくてすいませんw
むしたけ 2010/10/13 22:55 EDIT RES
むしたけさんへ
コメントありがとうございます!
>全然出遅れてませんよ。とっても嬉しいです。
>飯田さんの解説を読むまで、私は勝手にラピュタ的な図書館を想像していました。
ラピュタ!いいですね!!なんでしたらそれでいきましょうか(笑)
のん気じゃなくて、寧ろとてもエキサイティングな読みで、素晴らしいと思います。
>むしろその散文のにおいのするところが飯田さんの魅力だと私は思ってるので、
うれしいなあ!
そんな有り難いお言葉をいただけたら、捨てろと言われても捨てれませんねw
自分流を確立できるように頑張ります。
今度、むしたけさんとあの方とあの方、出番ですね。おめでとうございます!楽しみにしてます!!
飯田和馬 2010/10/13 23:31