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2012 12/12
・使用後の脱脂綿かという気持ち。きつい口調で放ったあとは
・すれちがうだけの命を見てしまう。猫は信号待ちを知らない
・姓は調子、名は乗男かと思うのだ。はためかされる私としては
ぼろぼろだ。
とまではいかない。ほろほろ、ぐらい。
そういえばホロホロ鳥は動物園内を闊歩することを許されていた。
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2012 12/11
・イソジンの理想の薄め具合さえつかめないのだカバカバカバカバ
・去り際に店の電話が不意に鳴る。不意だったから取らないでいる
・どーぶつになってないてた。とーぼえのそのかんじょーはふさわしいから
風邪にはビタミンCがよいとか。
昔｢シナール｣というサプリ(?)があったが最近は見ない。
2012 12/10
・鞄置くままに身体を仰向けて怠惰な水を胸に拡げる
・｢苦しさ｣と｢苦さ｣の違いはなんだろう喉の痛みに目覚める夜更け
弱い身体になってしまった。
鍋残りに似た材料を足して食べ続けている
2012 12/9
・ルミナリエの果ては公園。公園は十日えびすの様相呈す
・点灯の前のアーチは馴染みすぎる。冬の薄暮に。一人歩きに
・もし餅を出したら喉につまらせるだろうなと聞く声の弾みを
ずるいと言われる。
心当たりなら、ある。
2012 12/8
・何処にでもゆけるさみしい身体です何処へでもゆくさみしいからだ
・ところがです事情というのは猟友会きっての技で僕を捕らえる
・さけびたい塊になる。体温にとけたいだけの馬鹿な塊
ピッ、ピッ、というレジで清算する音が、
遠くに聞こえた夜。
せいかつ、という言葉が立ち上がり
切なくなった。