[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
・穢れではないのかさばけているようで 胴切りされた桜のもみじ
・はみだしもはぐれもしない純情も情熱もなく刑事でもない
・たれ込める夜空の雲へ突き刺さる雄の銀杏の梢のさけび
時間がないなら作れ、とこれまで何度自分に言い聞かせただろう。
カワハギをつつきまわした。
・歩まない亀のこころよ 冷血と呼ばれるものに目鼻口あり
・ワイルドな熊に出会ったことがない。切らずに齧る長い鮭トバ
・「ひたすら」が13グラム足りなんだ。グルメシティに売ってなかった
冒険をしそこなった。
ぼうっと検討していたのだ。
・四分間かるく掻き混ぜ置いておけ 異口同音に従ってみる
・薄曇る春の日のようジャケットの容易く汚れそうな危うさ
・君は良いサンタクロースになるだろう摘んだ言葉をさらっと飾る
音楽を聴きながら考えごとをした。
考えごとをすると歌の向こう側
・しんしんとバナナの肌の冷たさよこの心配は己のためか
・笑えない笑いも交え書き換えて書き換えてまた消し去る言葉
・高さ1万メートルの戸棚から落ちるぼた餅 幸福は事故
「自己肯定感」について考えていた。
おもに求めることの悪い側面について。
ブリザード吹き荒れる南極の景色に「肯定ペンギン」を立たせた。
・オニバスを踏むかのように段のぼる停止しているエスカレーター
・別世界へ至る道なりカモメ鳴く海の間近に驚かされる
・掻き分けて引きずり出して踏みにじる必要があるカナブンの子ら
仰いだり見下したり。
日曜日も忙しい
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |