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・ありふれた掛け替えのない悩みだろう黄桃みたいな日暮れに会って
・教会のインターホンを鳴らすとき泣きたいことは隠れてしまう
・チョコレートを鞄に詰めて睡眠という名の雲に届かぬ梯子
・そのままに寝てしまうこと やけくそや胸やけ夕焼け胸に抱えて
・人間の手は火とおなじ。触れられる活きのよかった魚にとって
・投げつけてアウトにしたい世界一遠くて近い自分の背中に
・新しいページをきれいにめくりたい。水という水美しい春
・自分とはまったく無縁の屋上で大きな大きな旗を振りたい
・感情に分類学はいらなくて居るだけでいい お茶がおいしい
・春だからリスのしっぽが生えてくる。風にふくらむ誇らしくなる尾
・突然の知らせ。たとえばガンジーと君は親戚ですよみたいな
・それぞれに数えるだけの春がある。その瞬間を巻き留めてゆく
・色調を空に合わせてのびてゆく川の並木の楠の新緑
・春分に節分のこと思い出す。羽音のような豆をまくおと
・呼気つまり君を呼ぶため身の内に立ち上がり行く風への意識
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