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・喪失という一幕を付け加え済まそうとする自分よ滅べ
・いつか聞く(聞き出せなくてかまわない。そう決めていてすべて見せたい)
・歌集という言葉がたったその時に歌を集めた、そうだなと思う
・最後までさみしがらない人が勝つ。それが椅子取りゲームなのです
(佐伯裕子さん選 佳作)
立ってる人のほうが視野は広いものだったりしますしね。。。
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この号にはおなじ飯田一門(笑)の飯田彩乃さんの歌が二席に選ばれ歌が掲載されております。
・今すぐに駆けてゆきたい足二ほんぶらさげているぴあのの椅子に (飯田彩乃)
「二ほん」「ぴあの」に(「ゆきたい」もそうかな」)幼いころの「おけいこごと」の雰囲気を感じました。飽きっぽいけどわがままをストレートには吐き出せない様子。子供って意外と空気よんで計算しますから。
場面としては「ピアノの椅子座っている」というだけなのにそんな懐かしい情感あふれる歌。「足二ほん」が歌の骨格というか、フォーカルポイントとして印象的.
選者の佐伯裕子さんは「恋歌のように読んだ」とのこと。この読みも魅力的です。
田中ましろさんが主催されているうたらばブログパーツ(左手にみえます)にここしばらく採用していただいた短歌をまとめます。
・いきなりのビンタの意味は分からずにこのまま雨になればと願う
・眠る前わきだして来る一切を汲みとる人になってください
(第27回「伝」)
・俺にだけ心を開かない犬と俺だけになる親戚の家
(第29回 「開」)
また3/25にはその『うたらば』の記念すべき集いが渋谷で催され参加しました。
(その時の様子を短歌にしたのがこちら)
よく知っているけどはじめまして、お久しぶりです、また会ったねなど嬉しい出会いがたくさんあり、驚きと高揚感と安心などなど盛りだくさんにいただいて帰りました。
そこでテーマ「集」とする短歌が募集され
・お日様はとめどなく目に落ちてきて夜、ことごとくあなたになった
という歌を発表いたしました。
(コンクール形式でもありました。票をいれていただいた方、ほんとうに有難うございました)
・相当なはだかを見せて見ましたと呼び止められる不思議な世界
・「違うよ」といって欲しくて嘆くのだ。私の海のラッコはせこい
・「止まる」ではなくて「休む」と思いたい。メールのなかの生きものたちは
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