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・しまむらの試着室には凹面の鏡があってエルフに会える
・傷ついたはずだったのに手鏡の中の私は闘魚のようだ
以上二首を笹師範に総評で拾っていただけました。
投稿時からコメント欄において上にウクレレさん、下に小林ちいさんとすばらしい作品にはさまれてがっくりだったのですが、捨て鉢で詠んだ「しまむら」が残ったのは意外でした。
選から落ちたものと考え合わせると、「独自の視点」というものの大事さを思い知ります。適当なこと言っててもだめですね。恥ずかしい限りです。
・きみは坂。なだらかなその勾配を春のわたしはうっとりとゆく
(題「坂」 今野寿美さん選 佳作 )
・ぬばたまの夜の肉声は這いまわる狂おしいほど薄い会話に
(題「話」 東直子さん選 佳作 )
・「死んだあと旅するものってなあんだ」木枯らしのうち子らが過ぎ行く
(題「生・死」 米川千嘉子さん選 佳作 )
一言。家族よ、見るなとは言わない。にやにやするのはよせ。
一首目
好きに想像してやってください。だいぶ重症な歌ですw
二首目
こちらも重体。薄い会話が精一杯です。なかみが貧弱だから。もどかしさを感じますが仕方ないこと。でもそこには確かに体を震わす声が宿っています。
うっとうしいね(笑
三首目
なぞなぞ、分かりますか。こちらはフランスに伝わるものだそうで答えは「枯れ葉」。
パリにも木枯らしは吹くのかな。少々不安はありますがパリの路地裏を想像してやってください(行ったことないけどorz )
・お豆腐がおやつですよといううちの子だったのか鳩を威嚇す
(企画テーマ「おやつ」 だいたひかるさん選 放送内 )
・費用対効果こうかと唱えつつ君がすきとう菓子を食いおり
(「おやつ」 だいたひかるさん選 放送外 「なぐま」名義にて )
・ラップにてバナナを包め包んだらひたすら潰せ潰したら塗れ
(「おやつ」 穂村弘さん選 放送外 「漢」名義にて )
ごめんなさい。マナーとしてはよろしくないのですが、自分以外のキャラにもなろうとして、違う名前でも投稿させていただきました。
特に変化はなくいつもの調子のような気もしますが(汗)
一首目
ゲストの須藤元気さんに筋肉トークを絡めていただけてとてもうれしかったです(笑)
自分と「お豆腐をおやつにしているような健全なうちの子」の間にある相容れない部分をはかなむというか、悔しがるというか、もどかしさを鳩にぶつけてみました。ぶつけてもないんだけど。
そんな歌意ですとお話したところ、Mさん曰く
「わかりにくいですね」
確かにwwwwだいたさんが自分が豆腐をおやつにしていると読まれたのも印象的でした。
二首目
さらにわかりにくいと思いますが、「このお菓子、一円あたりどれぐらい価値があるの?」という貧乏根性により、「あの人が言ってたのはこんな味かあ、ふむふむ」とやらしく味わうという歌です。←自分で書いてていやになったw
三首目
分かる人にはすぐ飯田だと分かられてしまったとおもいますが、「漢の料理」というあほなレシピ集(小ネタ集)をネット上でみて思いついたものです。
この潰したバナナにクリームチーズやジャムやメープルシロップをあわせてトーストやクラッカーにぬると実際おいしいです。
・改札を抜ければ梅田宵の口 自称乙女のにんまり笑う
・なんとなく人がすうっと集まってああ、ああみたいな2cm浮いて
・(だろうね、だろうね、誰だろうね、だろうね、だれだろうね)あっ飯田です
・ホールズを右に左に受け取れば行方不明になりそうでビル
・こちらですの変な矢印まちかまえ動じぬ人が見破りにけり
・ご来光?仏かなどとおもいつつ入りてゆきたり生徒となりて
・饒舌なはずのセンセが小声にて「はじめまーす」といってはじまる
・まとまってカードが海を越えるとき思わなかった北方領土
・無印のもうぺこぺこの名刺入れ 開いて閉じて彩られてく
・煮えたぎるコラーゲンにてうら若き青年ひとりもだえつつ酒
・もうみんな大人としても純粋でガチで解きゆくテストの静寂
・最愛のひとをカバンに潜ませたもてる男の胸に泡盛
・引越しの決まった人の持ち出した緑はめぐる春の兆しだ
・千円がなぜか多くて僕たちはきっとつながる運命だった
・とまらない大阪仕様エレベーター途中で乗ってきた人はだれ
・松村さんが、吉川さんがというだけで塔がそびえる楽しさがある
・円陣はゆるくほどけて春近しさよならが踏む影の乱立
・しらまゆみ引かれたかなと眠るなり名前の誤記に気づくもおそし
・TLを遡る朝ありがたい言葉に出会い酔いはさめない
霙ふる明るい夕に重たげな自分のなかの賢い人に
そばだてた言葉も自分。自分。自分。と指差す自分
ココアだって泥と思えばそうだからおまえ背骨をまっすぐにしろ
アスパラをベーコンでまく方法で指差す吾を食ってしまえよ
じぶじぶと軒をしたたる氷水を予想しながら首筋へと あ
おどろきをまだ持っている。泥水の中へ愚鈍な足つっこんでても
煮えきらぬ水の名前をどうしても変えたい。それは泣き言でなく
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