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・きみは坂。なだらかなその勾配を春のわたしはうっとりとゆく
(題「坂」 今野寿美さん選 佳作 )
・ぬばたまの夜の肉声は這いまわる狂おしいほど薄い会話に
(題「話」 東直子さん選 佳作 )
・「死んだあと旅するものってなあんだ」木枯らしのうち子らが過ぎ行く
(題「生・死」 米川千嘉子さん選 佳作 )
一言。家族よ、見るなとは言わない。にやにやするのはよせ。
一首目
好きに想像してやってください。だいぶ重症な歌ですw
二首目
こちらも重体。薄い会話が精一杯です。なかみが貧弱だから。もどかしさを感じますが仕方ないこと。でもそこには確かに体を震わす声が宿っています。
うっとうしいね(笑
三首目
なぞなぞ、分かりますか。こちらはフランスに伝わるものだそうで答えは「枯れ葉」。
パリにも木枯らしは吹くのかな。少々不安はありますがパリの路地裏を想像してやってください(行ったことないけどorz )
2011/02/22 報告 Trackback() Comment(1)
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おめでとうございます。
どうもどうも。
コメントをしようと記事のアップを待ち構えておりました(笑)
今月号を開いたとき一首目を目にし、それこそうっとりとしました。
「きみは坂。」に(ん?なんだなんだ?)と気を引かれ、また、続く言葉が「なだらかな」「春」「うっとりとゆく」どれも代えの聞かない選択で、主題の魅力を増幅させるようです。勾配という事務的で色のない語も美しく活きていて、感動しました。
しかしいやー、こういうの詠まれるんですねーーー!(←どういうイメージだよ 笑)先月のみかんの香といい、飯田さんの新しい(隠してた?)面が楽しいです。
また、なぞなぞは答えを載せていただいて良かったです。たましい?とか思ってたので(恥)それとぷち短の「おやつ」バナナに笑いましたww
いろいろ大活躍、おめでとうございます☆
小林ちい 2011/02/22 19:52 EDIT RES
ちいさんへ
コメントありがとうございます!
こういうのも詠むんですよ、意外と。本人もびっくりですが(笑)
坂か→登りたいな→できたら君と→いやいっそ君をのぼってしまえ という発想から生まれた歌なのですが、思い返してもちょっと照れますね。けれどうっとりしていただけたなら大満足です。
ああ、なぞなぞは答え言わなきゃよかったかな。答えの出ない不安も詠みたかったところなので作中主体と一緒に苦しんでもらうべきでしたね←鬼w
「バナナ」もありがとうございます。「おもむろに服を脱ぐ」という部分を盛り込めなかったのはやや悔やまれますが(笑)
あほなやつも含めて丁寧によんで下さってとても嬉しいです。
飯田和馬 2011/02/22 22:50