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胸は海。海の底には少女いて安いレモンを売り歩いてる
(題「すっぱい」 穂村弘さん選、放送外、「今週の一首」)
というわけで、歌人さんの「今週の一首」、はじめていただきました!
ありがとうございました。
穂村さん
>不思議な歌。自分の中の少女性がテーマでしょうか。「安いレモン」に詩的な魅力が宿りました。
うれしそうに引用してしまいましたが、とてもうれしいです(笑)
自分の少女性がテーマかはよくわかりませんが、煎じつめればそうなのかもしれません。
というのも、レモン、心、海、女、とイメージが勝手につながったのを言葉で拾っただけなのでよくわからないのです(汗
「少女」か「女」かで少し迷いましたが、ほかには迷いは出なかったです。
初句は先日「うた」の歌でおくったものからヒントを得た、つまり自己模倣なのでした。
おっと、あまり書くと自身で作品をおとしめそうな気がしてきたのでこの辺りでやめておきますねw
うずめさんが主催されている第1回あめのいわと歌会で11月23日まで(延長されました)歌を募集しています。
コメント欄によせる形式で一人何首でも可。みなさんもいかがですか。
拙いですが私も4首投稿してきました。
・「鹿せんべい?なにそれこわい」週末の車内をよぎる獣のにおい
・映るのは雲とかそんなものだろう 冷めた紅茶と君のひとみに
・八分方できた手料理。でも捨てた。いそしむ僕がみじめになって
・大根を買ってきたよとゆう声は命にみちてひかる大根
こんな感じで実力不足ですから、皆さんのクールな歌でもりあげてください。
誰かの歌に返歌をつけたりするのも楽しいかもしれません。(べべべつに催促じゃないですからねw)
君のゆび、うで、かた、くびは永遠の四月と僕とパジャマを通る
(題「パジャマ」東直子さん選 放送内)
というわけで東さんに読んで頂けました!
が、かなり恥ずかしい(///∇///)内容ですので、読みにくい文字色での掲載です(汗
放送中に、四月になんかあって云々とか解説されてましたが、ないですから。(もう一回、)ないですから! 残念ながら
それから、「きゃは~ん」とか、「このこの~」、とかあんまりあおっちゃだめですよ。だめ。
悶死する(笑)
四月という時とパジャマという肌に近い服、僕という願望wをまぜこぜにして君を通してしまいました。しかも永遠に!
最近、こんなのばっかりですね。
さらに
防犯のために吊られていることになってるらしい俺のパジャマは
(題「パジャマ」だいたひかるさん選 放送外)
というこれまた妄想の産物も。
笑いの要素が濃いかと思いますが、これパジャマじゃなくて下着だとリアルだけどだめだと感じます。
品(しな)が下るってやつです。(←ゲスいくせしてえらそうにw )
こちらは初期のころにもどったような作品ですが元気よく詠めたかな、と思います。(←なんじゃそりゃ)
猫が鳴く 僕だってなく 月の路地
なんだかぐるぐる 巡っていたい
苦しくて もう吐きそうだ 薔薇の花
胸の内なる "Carnaval de Nice"
斑紋が うねりとなって 押し寄せて
墨絵の蛇に 無数の舌に
なるようで ならない僕の ありふれた
小さいけれど 消せない思い
衝動を 抑えきれない 夢想家は
とても数奇な 旅を続ける
衝動を めぐりやまない 風として
宿してしまう ソルヴェイグの歌
雄だから つまり命の 果てだから
おわーおわーと 闇夜を叩く
鳴くほどに 月は昔を 問うてくる
忌み嫌われて 下向く日々を
ゆくことを 告げずに消える 僕だろう
猫は知らない 昼寝のうちに
ひとすじだから ただどうしようもなく ひとすじなのだから
(まず長歌を作りました。「猫が鳴く」から「ひとすじだから」までの短歌の初句にあたる部分です。その長歌の句を初句として短歌を詠みました。意味分かりますか?昨日から何か書こうとしてもまったく思いつかなかったのですが、鬱屈した気持ちがたまって急に堰をきったように夕方からあふれてきて一気にできました。すっきりしたw )
水槽と いうものらしい わたくしは ネオンテトラと いうらしい 尾鰭の先を 追いかけて 光に濡れる わたくしを 眺めているのが ケイという 時に目玉が なくなって しまう大きな 魚らしい わたくしケイに 頼みます 君の水槽へ 行きたいと ケイはつれなく 投げ返す 楽でいいよね トントントンと へんてこな 胸鰭使って 越えられぬ 世界の果てを つっついて さんざん脅し 微笑んで 魔法の粉を 降らすケイ 水槽だとか ケイだとか わたくしだとか 忘れさり 膨らみ積もり ゆく粉を ひたすら求める だけになる その時最も わたくしは 輝いていて 綺麗だと 言われるのだが よく分からない
【反歌】
水にいる事に気付いたその日から溺れることを恐れはじめる
(はっきり言って勉強不足ですが、作りながら覚えていきたいです)
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