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・驚きの色さえあれば君からの水や君への火を描けるのに
(テーマ〈色彩〉 加藤治郎さん選 佳作)
・全身の鱗だ剥がれ落ちたのはあなたのポートレートに見える
(題「別れ」 東直子さん選 佳作)
・人間の声を桜に与えたら「ああ。」と漏らして君へ散る朝
(題「桜」 米川千壽子さん選 特選三席)
NHK短歌5月号にて以上3首を、また夜ぷち紹介コーナーにて
隣り合うあなたへ僕の輪郭を預けますから利息をつけて
(石川美南さん選)
を取り上げていただきました。
これで昨年度の選者の方々の選は最後となります。
むむむ、今野さん…orz残念ながらついに四枚の壁は一度も破れませんでした><
広くとられることは確実に価値あることですが、そればかりではないと自分を慰めておきましょうか。
しかし上記の歌、自分でもおかしいぐらい無駄に濃い(笑)
今のテンションからすると、恥ずかしげもなくよく投稿できたな、と信じられないぐらいです。
また、うたらばブログパーツ(記事の左にあります)に
・進行を抑えることは不可能とわけの分からぬ触診をする
というわけの分からないW歌を採用していただきました。ありがとうございます。
どの歌からも明確でなくていいので何かもやもやしたものが伝わればいいなと思います。
2011/04/25 報告 Trackback() Comment(1)
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無題
こんばんは。
誌面で見たときから「色彩」の歌がすごく好きです。
そもそもまず初句から、「驚きに色」ではなく「驚きの色」となさっているあたりから巧みなのですが
その「驚き」の具体として描かれている下句が美しすぎて痺れました。
特に「君からの水」!
「君への火」を(よくあるところとして)思慕の焦がれの強さと受け取ると
「君からの水」は癒しとか、なにかこう、思慕の由来になる行いの総体なのかもしれませんが
私は、渇きに喘いでいる「主体」に相手が手で水を掬って飲ませてやるという、具体的なシーンが浮かびました。
妄想力を刺激してくれる歌はやっぱりいい歌だと思うのですよ。
ともかくおめでとうございました。
むしたけ 2011/04/25 20:56 EDIT RES
むしたけさんへ
「色彩」の歌、気に入っていただけて凄くうれしいです。
しかしどうお答えしましょうか、にやにやしつつも途方にくれます(笑)
コミュ力がないもので、ちょうど今みたいなちょっとしたやり取りにおいても、せっかく刺激をいただいて波立ったところの感情をうまく掬い上げてお伝えすることができず、おろおろするばかりでありますが「君」が相手ならまして……というわけで。。。
ただ、心境としてはそれが嫌ではなくて、wonderに近い意味での「驚き」に満ちている、もしくはそればかりの状態といったところです。
>「君からの水」は癒しとか、なにかこう、思慕の由来になる行いの総体なのかもしれませんが
>私は、渇きに喘いでいる「主体」に相手が手で水を掬って飲ませてやるという、具体的なシーンが浮かびました。
おお、美しい読み!いいですねえ。手から飲ませてとか贅沢は言わない。マグカップでいいから誰か渇いた私を何とかしてくれませんか(笑)
ただ「冷や水を浴びせられる」なんて事もありますしW、火もそうですが水は有難くて時により恐ろしいものでもあります。それも含めて「驚き」であって「生きていること」を実感できるのだけど、やはりやさしい水であり火であって欲しいものですね。
>妄想力を刺激してくれる歌はやっぱりいい歌だと思うのですよ。
そうですね。短歌を詠み、読む者として妄想の伝播を享受しまたそれに少しでも貢献できたらいいなと思います。
詠んでても誰得かな?と思うことしばしばですから、こうしてコメントいただけると力になります。ありがとうございました。
飯田和馬 2011/04/25 23:40