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・天国の小鳥のような着信が弱気なぼくのメール打ち消す
こちらを番組100選に選んでいただきました。
また、番組内で穂村弘さんに、
・したたかに頭を打った僕よりも先に「痛っ」って言う人がいる
というのを取り上げていただきました。
共に題「打つ」。
「水」はN短の時に絞り出していたので枯れてました(笑)
「地名」は世間知らずにはつらいところ。
それにしても、最近なんでも「僕」やら「私」やら、入れる傾向にありますねw
「俺が、俺が、」みたいでやらしい感じ(笑)
自分に引き付けて詠みたい、という意思がありましてというのは言い訳で、その実、妄想の世界に浸っているだけなのでしたw
晩夏の全ての影が美しい一瞬間を走る自転車
*晩夏(おそなつ)
(「走」東直子さん選・佳作)
これを詠んでいた頃は「普通に詠む」事にこだわっていたので、あっさりしているかなあと自分では思います。
結果「全て~美しい」がまた出てしまいましたが(汗
考えて見れば、僕は常に全か無かの思考ですね、確かに。
夕暮れの川の水面に影落とす私を通りすぎるのは誰
田中ましろさんが私財を投げ打って発行されている,
『うたらば』http://www.utalover.com/
に佳作として採用していただきました!
ありがとうございました。
短歌はもちろん(自分が佳作でも混ぜていただいたのは奇跡)ですが、そえられた写真、言葉は本当にすばらしい。
歌とゆう役者をいかす名演出と言えるでしょう。
これだけの落ち葉も消えてしまうこと。戸籍謄本取り寄せにゆく
(「落葉」東直子さん選・放送外)
一首なんとかひろっていただきました。
実際にそんな用事はなかったのですが、区役所の前でそろそろ落葉が始まった景色を思い出して詠みました。
毎年毎年おびただしい数の葉っぱが入れ替わりますが、落ち葉は跡形もなくいつのまにか(掃除したぞって方すみません。。。)消えています。
戸籍なんてめったに見ないですが、人にはそうゆうもののある不思議さ。
そんな感じかな
NHK短歌十月号
靴跡に塗れた帽子ぐちゃぐちゃに帰る、本当を裏返して
(「帽子」東直子さん選・一席)
迎え火はバーベキューでもよいとして何の煙で送ればいいか
(「煙」今野寿美さん選・佳作)
NHK短歌十一月号
下敷きを団扇にかえた夏の日々筆圧高く跡を残して
(<文具>今野寿美さん選・佳作)
止まらない バスの震える窓、窓に亡霊として私はあった
(「窓」東直子さん選・佳作)
NHK短歌二月号
曲がり角見え隠れする赤い靴後ろの人は幸せな人
(「靴」東直子さん選・佳作)
NHK短歌三月号
耐えかねて母は食器をたたきわる目利きはしつつ次々とわる
(《器の歌》東直子さん選・佳作)
NHK短歌4月号
新しい乗り物として魂はたまたま僕を選んだ、のか
(《乗り物の歌》加藤治郎さん選・一席)
NHK短歌6月号
ぶたれてもだいすきなんだ。おとうさんおかあさんといっしょにいたい。
(「愛」のうた・加藤治郎さん選・佳作)
千年前会ったのですよ。そしてね、と、言える未来があるのでしょうか
(「会う」東直子さん選・佳作)
NHK短歌7月号
一頭の熊と思えば腹たたず飼育係の母はそういう
(「父・母 」加藤治郎さん選 ・佳作)
NHK短歌8月号
熱帯の水こぼしつつ夜にきゅと丸まるエビだ顔なし僕は
(「水 東直子さん選 ・佳作)
NHK短歌9月号
死にたくない食べたい殖えたい衝動を宿した虫が脳にわいてる
(「宿」/東直子さん選・佳作)
日本全国短歌日和2010年春
番組100選
西の空地獄みたいなあの雲の下が駅だよ歩いてゆこう
『うたう☆くらぶ』より
炎には決してなれない美しさ うどんこ病のさるすべり咲く
(栗木京子さん選)
焼きそばがたった5分でできちゃった。 俺はすぐにしんでしまうな
(穂村弘さん選)
歌のなかの歌・2首
新しい足音がする。新しい足跡つけて追いかけてゆく
未来へと差し込むひかりプリズムを通るあなたの虹の横顔
ここにあげた歌は自分でも丁寧に詠めているように思います。
常日ごろからこの態度を心がけねばと反省。
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