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・笊があると仮定してみる。僕たちは笊からこぼれた方であろうか
・「日曜の雨やわらか」と書くとする。嘘ではないが微妙なところ
・かといって差しきれないでいる傘の上にひらいた傘のやさしさ
・片耳を両耳以上に働かす視線は主に紙に落として
・ミニチュアのビールジョッキを差し出したおねいさんには夢があります
・「からあげ」と「今日イチこれ」という声に同じくらいの夢があります
・小豆色の電車のなかで考える。繋がっていて進むということ
・菜の花の黄色に潜り込んでゆくこの蜜蜂は飼われていない
・ここからはとんと見えない巣があってここに来ること泣きそうになる
・春の胸潰れることに慣れながら見えない人と話せる不思議
・雨の日は雨の日のこと思い出すインフルエンザウィルスは死んで
・青の時代、アホな事態、単純に複雑になるあわれいつまで
・講堂の埃くささに囲まれて正面決める仕事をしている
・一日に生きたくなったり反対になったりし過ぎて疲れすぎている
・白化した洗濯ばさみ崩れやすくちびたホウキに絡まりついて
・無視にだけは決して負けちゃいけなくて手は挙げ続けていた教室
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