[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
・唐突とそれをしまい込んでいたことに堪らなくなる夕べ
・未送信BOXにある冗長を恥ずべき身内のように眺める
・左下へ視線を落とす姿など絵文字の奥に求めてしまう
・犬のようにひたすら慕いうれしがる塊になりきれなくて俺
・さんざんの逡巡の果て信号を無視をするような送信をする
【・いつまでも日日は続くと思ひゐて君に未完の言葉告げ来つ (横山未来子) 】
・未完にもなれぬ未然をのど飴を溶かしきれずにかみ砕くごと
・いま君がどんな顔しているのかも分からぬゆえに想う我あり
・考えのヤカンの水は蒸発す青い眠気の弱火によって
・一時期早く起きれば一時期三十分の二度寝に落ちる
・やりとりのメールを読み返すたびに自分は竹とんぼに近づく
・明け方の霧の車道をひた歩く人は肩から湿るのだろう
・鉈ふるい下ろせばざららと降り注ぐ竹の葉たちの渾身の水
・シマウマが三半規管侵されて回って倒れるような目眩す
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |