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・唐突とそれをしまい込んでいたことに堪らなくなる夕べ
・未送信BOXにある冗長を恥ずべき身内のように眺める
・左下へ視線を落とす姿など絵文字の奥に求めてしまう
・犬のようにひたすら慕いうれしがる塊になりきれなくて俺
・さんざんの逡巡の果て信号を無視をするような送信をする
【・いつまでも日日は続くと思ひゐて君に未完の言葉告げ来つ (横山未来子) 】
・未完にもなれぬ未然をのど飴を溶かしきれずにかみ砕くごと
・いま君がどんな顔しているのかも分からぬゆえに想う我あり
・考えのヤカンの水は蒸発す青い眠気の弱火によって
・一時期早く起きれば一時期三十分の二度寝に落ちる
・やりとりのメールを読み返すたびに自分は竹とんぼに近づく
・明け方の霧の車道をひた歩く人は肩から湿るのだろう
・鉈ふるい下ろせばざららと降り注ぐ竹の葉たちの渾身の水
・シマウマが三半規管侵されて回って倒れるような目眩す
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