ぼちぼちと詠んだ短歌の手控え。短歌以外もたまにあるかも。。。

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2024/05/15

2012 12/2

・コテだけで食べてはいない左手でこぼれる飯を受け止めている


・当分の間休むと食べログで見た高齢の人のする店


・話題なく同級生と向き合えば雨降るなかの茸の気持ち



散歩のような下見のようなことをした午後。
若くて弱そうな警察官が交番で電話を受けていて複雑になった

2012/12/03 日々の歌 Comment(0)

2012 12/1

・眠れない そうして「あばれはっちゃく」の各話の筋は覚えていない


・疎外感、それは窓外感かもで庭から家屋うかがう犬か


・空の鳥の目に映りこむ真二つに切られ輝く蜜柑でいたい



歩いていない。
寒いから。
買っていたチョコに手をかけようとしたがやめた。

2012/12/02 日々の歌 Comment(0)

2012 11/30

・痛むときそこにねずみが持つほどの心もとない心臓がある


・作っては売れていくよりお金だけ置いて帰ってくれるのがいい


・アルストロメリア"ミルクティー"咲けば冷めて薄まる予感やわらか



月末。
｢ネガティヴ｣というのは丁寧なポジティブではないかと

2012/12/02 日々の歌 Comment(0)

2012 11/29

・「負けるな」と言う声もする。「負けていい＾＾」そんな気持ちに絡みつくように


・もし違う仕方だったらもし違う自分だったら 蔦は埋み火



岡部桂一郎さんが亡くなったと聞いた。
帰りに月が綺麗で、月末の忙しさや、つまらないことの数々にちぎれそうになってしまった。
覚悟や意気地がないのだ。

2012/11/30 毎日詠 Comment(0)

2012 11/28

・満月のほっとのぼれば青々と夜空は舞台装置のようで


・頑として反対向きに公園を小走りしつつ威嚇する人


・意味ないとしてしまううち自らの意味を失う 柿が冷たい




春の月のようだった。
けれど冬です。
チューリップの球根の芽が動き出す

2012/11/29 日々の歌 Comment(0)