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・穢れではないのかさばけているようで 胴切りされた桜のもみじ
・はみだしもはぐれもしない純情も情熱もなく刑事でもない
・たれ込める夜空の雲へ突き刺さる雄の銀杏の梢のさけび
時間がないなら作れ、とこれまで何度自分に言い聞かせただろう。
カワハギをつつきまわした。
・歩まない亀のこころよ 冷血と呼ばれるものに目鼻口あり
・ワイルドな熊に出会ったことがない。切らずに齧る長い鮭トバ
・「ひたすら」が13グラム足りなんだ。グルメシティに売ってなかった
冒険をしそこなった。
ぼうっと検討していたのだ。
・四分間かるく掻き混ぜ置いておけ 異口同音に従ってみる
・薄曇る春の日のようジャケットの容易く汚れそうな危うさ
・君は良いサンタクロースになるだろう摘んだ言葉をさらっと飾る
音楽を聴きながら考えごとをした。
考えごとをすると歌の向こう側
・しんしんとバナナの肌の冷たさよこの心配は己のためか
・笑えない笑いも交え書き換えて書き換えてまた消し去る言葉
・高さ1万メートルの戸棚から落ちるぼた餅 幸福は事故
「自己肯定感」について考えていた。
おもに求めることの悪い側面について。
ブリザード吹き荒れる南極の景色に「肯定ペンギン」を立たせた。
・オニバスを踏むかのように段のぼる停止しているエスカレーター
・別世界へ至る道なりカモメ鳴く海の間近に驚かされる
・掻き分けて引きずり出して踏みにじる必要があるカナブンの子ら
仰いだり見下したり。
日曜日も忙しい
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