[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
・さりげないやさしさがある 生ぬるいほうじ茶さえもあまやかにする
・言わないでおくこともある 森林の意思はすべての葉にあるようで
・ほんのりと赤みをおびた月があり溶け出すような放置自転車
・根性が腐りはじめてゆく夜につんとユッカの葉が突き刺さる
・警官に問い詰められているように見えない子らが時折さけぶ
・仙人に諭されたあと落ちてゆくネタと眠りのあやふや感へ
・節々に違和感があり毟っても毟ってもまだ箱の山
・月影にかざしたけれどだめでした瞬きしない受信BOX
・昨日まで若かったのだ。帰れずに、帰るところもよく分からずに
・押したってピンともポンとも鳴らなくて人造樹ごし伺う厨か
・植え込みもお墓参りも同様の姿勢と思いさみしい身体
・逆ギレてゆく自己にこそ腹立つと利いた風な口を滑らす
・「つまらないこと」にしようとしてみても「あなた」呼ばわりしてみても無駄
・捨てるため雑にまるめた菖蒲から新たな水と光の香り
・森にいて日が暮れるのに一匹もとれないようで返信できぬ
・濃い月の黄色がすぐにつけあがる自分を馬鹿にしたんだ 馬鹿だ
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |