ぼちぼちと詠んだ短歌の手控え。短歌以外もたまにあるかも。。。

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2025/01/23

2012 4/14

・風を得たさくらはなびらアスファルトをゆくよ子供の息をきらせて


・思い込むことのあやうさ春の夜に硬い帽子の鍔かたどられ


・かつて詠む立体交差点がふと立ち上がりその上に月影

2012/04/15 毎日詠 Trackback() Comment(0)

2012 4/13

・診療を終えて高い空に会うはずだったのに罵声が響く


・一人称吾輩の人取り囲むマスクをつけた警察の人


・仕事など一日ぐらい休んでもよい三百六十五日働いている奴はいないとか言う


・春雨の音に洗われしみじみと美しく見る日本語がある


・だらだらと仕事をしつつ残るもの残せるものにくすぐられてる

2012/04/14 毎日詠 Comment(0)

2012 4/12

・君わたるゼブラゾーンに立っている信号機なら、と考える色

・気がかりなイルミネーション取り払う。芽吹きの内へ脚立をたてて

・繰り返しメール読むうち椅子の上にいつの間にやら正座している

2012/04/13 毎日詠 Comment(0)

2012 4/11

・寝かせれば軽い言葉は浮かびきておもいは沈む便箋の内


・あほだなああほでもいいかと傘さして不安な赤に後を委ねる


・色々なことに(本当はひとつかも)好きが足りない雨の桜木

2012/04/12 毎日詠 Trackback() Comment(0)

2012 4/10

・朝チュンでもなんでもなくて朝である。意識を戻しすぐに働く


・何枚も森林資源を損ねてる丸めてポイとしないけれども


（あはれともうしとも物を思ふときなどか涙のいとながるらむ……古今集 よみ人しらず）
・乱文や乱筆という言葉あり。乱れ尽くして許されるのか

2012/04/11 毎日詠 Trackback() Comment(0)