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・つまらない奴だとつくづく思われる日がくるだろう 晩夏の蝉
・キラキラの中に揺れてるひと時を抱きしめたいが腕が短い
・「一番いい。」そんな安易で掛け替えのない一番が世にあふれてる
・傷つけることを恐れた。自らが傷つけること、それを恐れた
・車両から機動隊員とびたして悪びれもせず旋回させる
・疲れとは赦しなのかもしれなくてしみてゆく酒その他の夏
・ぽろぽろとフレーク状にほぐれゆく。流行に慣れぬ自分でいたい
・汗ばんだ自分が臭い。カナブンと都こんぶを掻き混ぜたよう
・盆の方がクリスマスより好きだった。子供の目には供物が冴えて
・平等にしてもらえるのが嬉しくて悔しくてまた切なくて寝る
・遊んでもいいよと言われぎこちなくタオル啣えて回る盲導犬
・帰ってもいいらしいなと判断し空にタオルを回す私だ
・頭から尻尾の先まで布団へと委ねて船の旅をするよう
・なすの牛きゅうりの馬も作れずに着替えに帰るためだけの家
・自転車のチェーン外れて足首は熱れのうちを空しく巡る
・まどろみを破る声には不自然なまでにクールに対処してみる
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