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夏めいてまいりました。大阪

ケータイを下駄箱付近に置き去りにしてきた昼の半時間前


ケータイと引き替えにして汗だくのタオルハンカチ置いてきた件


何系か分からないまま乗る電車すすむ景色に背中を押され


ロッカーの林の前に菩薩いて既視感という安らぎ与う


筋肉痛について聞き損ないながら靴かっけーと眺めていたり


白い人の眼鏡のつるの白いこと(スカンジナビアはいい季節だろう)


この髪の毛先の触れるあたりから琵琶湖湖畔の冬を思った


灼熱に少したりないエスカレーターを上ってチラシを避ける


放射能について思うということを考えながら日陰に下りる


考えてみれば出川哲朗の物真似すれば上手い気がする


二回目のイーマにくれば龍の巣と分かる。抜ければラピュタだろうか。


順番に鏡の中へ生きる人を生み出しながら椅子をひいてく


薄青の瓶より落ちる不確かなまるい言葉とフランスの水


「カレーには昔愛した人たちの肉をつかうの」……居なくてよかった


恐るべき山形県のコンビニの薪納入風景思う


「ナイフ無いふ」これは流石に自重するべきだ二人も来られたわけで

バジリコに谷折り線をつけている 心もとなきピザの鋭角


本のため詠むのでなくて本にしたいぐらいにまずは春を数えて


吟行の記憶は複製されながら明日の私をなぞらせてゆく


割れたなら悲しい卵。割ったならうれしい卵。卵あります。


詠めたならうれしい短歌。詠んだならうれしい短歌。歌会あります。


コンデンさあ?みたいに同調しそこねて空のグラスに赤いストロー


しみじみと細かさなどを思いつつエスプレッソを一口に飲む


柿最中うまし。異国の水よりも恋しかりけり大和の緑茶


おしどりの赤き、白きの端境にあなた誰かを見つけましたか


声色を覚えたなあと思いつつ撓わに実る壁を過ぎゆく


地下にゆく我らを過ぎる初音ミク 明るさのなかさよならを言う



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2011/06/26 その他 Trackback(0) Comment(1)

COMMENT

お疲れ様でし短歌

今回も驚くべき早さでのアップ、楽しませていただいております。ふくやこうむてん。
毎回ながら、本当に細部を見ていらっしゃるなあと思います。元ネタをいくつか把握できていませんがf^_^;
ラピュタとカレーのくだりがなかなかツボです。鏡とバジリコの歌がよいですね。

またよろしくお願いします。

Tata

たた 2011/06/27  00:16 EDIT RES

たたさんへ

今回も驚くべき早さでのコメント、ありがとうございます。しごとがはやい(笑)


>鏡とバジリコの歌がよいですね

ありがとうございます。
今日の全没に奮起して来週夜ぷちで2首採用を秘かにめざしているのですが(←秘かにしておけよW)30首近く読まなければ無理ではないかという気がしております。
逆にクオリティは確実に低いですが数はなんとかなりそうに思えてきましたので、駄作をおそれず詠み倒していく一週間にしてやろうかと。
はじめたころはもっと我武者羅でしたから。

またまたお世話になりまして本当に感謝です。

飯田和馬 2011/06/27 00:40

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