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2024/04/24

笹短歌「部活動」

・暮れなずむ学園世界巴投げ 心の帯は何色ですか

・いつ来ても部室で寝てる先輩のカバンにのぞく赤本の赤

・塾帰り素振りをしてる山崎に会う。山崎は大人の顔だ。

・試合後の高校生ら帰り行く 汗なきメガネの一日想う


笹公人さんが運営されている笹短歌に初めて投稿させていただきました。
「総評」のなかで4首挙げていただきました。ありがとうございます。

上手い下手、面白い面白くないはともかく、自分らしく詠めたとは思います。
全部リアルな経験をもとにしてます。ただ素振りするところにいたのはひと月だけですし、帯は締めてましたが柔道部ではないですし、ちょいちょい嘘をまじえつつではありますが、それなりに色々とあったなあと思い返してみて感慨深いです。今から思えば逃げずにもっと真剣にやってればと後悔してます。
ま、もう一度やり直しても同じ轍をふみそうですが(笑)

4首目は言い方が荒い感じなんでまた練り直したいとおもいます。


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2010/12/16 報告 Trackback() Comment(0)

夜はぷちぷちケータイ短歌 12月12日

極東のこたつの果てに干からびた蜜柑があってまだ恋はする

(題「極」穂村弘さん選 放送外)


「安いレモン」と「干からびた蜜柑」。自分でも可笑しいw
実際マイナスイメージを伴う柑橘が心の中にあるように思います。いわゆる青春ってやつは僕にはなかったので……orz


ところで今回は「短歌投稿と私」という問題を考えながらも、結局大量(ラジオ3、極5)投稿。
結果、一首のみですから情けない。

没歌一例
・「しょうゆ系麺は極太ちぢれ麺」彼の名前のとなりに記す

・冬の眼の水晶体は求めてる極彩色の君の気位

・あかつきのラジオペンチで締め上げた針金状の二人は逃げて


やっぱり他のみなさんの採用歌と比較すると活きが悪い。
イメージを言葉で縛ってる具合です。反省。

2010/12/12 報告 Trackback() Comment(2)

夜はぷちぷちケータイ短歌 12月5日

海峡の風を含んだようにしてもれくる朝鮮半島の歌

(「ラジオ」東直子さん選 放送外)


ボリュームをおとしただけで消せてないラジオのような君とのランチ

(「ラジオ」だいたひかるさん選 放送外)
*「君」は実在しません


ニュースではシャッターはまだ膝の上「ご愛顧ありがとうございました」

(「あいこ」東直子さん選 放送内)



今回の選者は先日お会いする事がついにかなった東直子さん。
番組冒頭でちょっとその話にも触れて下さって再び感激。
そして放送内で読んでいただき重ねて感謝。ありがとうございます。

甘い感じのも送ったのですが、そうでない歌が拾われた結果。
「番組の空気」を全く考慮に入れない厚かましさ、鈍さが実を結んだかたちでしょうか?
「ずっとパーとパーで云々」という落選した歌があったのですが、内容以前に詰めが甘かったか……。反省

2010/12/06 報告 Trackback() Comment(1)

NHK短歌12月号

・赤き土にカカオ広げて割る子らにチョコを知る者一人だになし

(〈果実〉今野寿美さん選 佳作)


・大空に未完のままの本たちがさみしく眠る図書館がある

(〈本〉加藤治郎さん選 特選三席)



また、ジセダイタンカ・夜ぷち紹介枠に

・半券は持っていなさい半券がなければあなた忘れられるよ
(〈切符〉穂村弘さん選)



以上の歌が掲載されました。
二首は以前にあれこれ書きましたので、〈果実〉の歌についてのみ少し。

あくどいとは思いつつ、あるテレビ番組で見た場面を切り取った歌です。
チョコレートを食べたことがないというならまだ分かりますが、カカオが一体何になるのか知らない、知らされずにいた、というのには言葉を失いました。考えない機械にされているわけですから。
考えても仕方ないからだろうか。


表現については、「に」ばっかりで続けたので、添削コーナーに採用されないかと投稿したあとで淡く期待したことを白状しておきます。

2010/11/24 報告 Trackback() Comment(0)

夜はぷちぷちケータイ短歌 11月21日

胸は海。海の底には少女いて安いレモンを売り歩いてる


(題「すっぱい」 穂村弘さん選、放送外、「今週の一首」)


というわけで、歌人さんの「今週の一首」、はじめていただきました!
ありがとうございました。
 
穂村さん
>不思議な歌。自分の中の少女性がテーマでしょうか。「安いレモン」に詩的な魅力が宿りました。


うれしそうに引用してしまいましたが、とてもうれしいです(笑)


自分の少女性がテーマかはよくわかりませんが、煎じつめればそうなのかもしれません。
というのも、レモン、心、海、女、とイメージが勝手につながったのを言葉で拾っただけなのでよくわからないのです(汗
「少女」か「女」かで少し迷いましたが、ほかには迷いは出なかったです。
初句は先日「うた」の歌でおくったものからヒントを得た、つまり自己模倣なのでした。


おっと、あまり書くと自身で作品をおとしめそうな気がしてきたのでこの辺りでやめておきますねw


2010/11/22 報告 Trackback() Comment(2)

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