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2024/05/04

2013 4/3


・目を瞑りさえすりゃ世界、それっきり。夜桜はそう、桜ではない

・ぼろぼろの駝鳥を思う。昼過ぎてあまりに咲いた牡丹の花に

・何処までがそうなのだろう。この辺が僕のだとしてあなたの夜は

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2013/04/04 日々の歌 Comment(0)

2013 4/2

・後日食べるチンゲン菜や菊菜にも雨は降るのにそれが見えない


・二十分遅れると書く人のその二十分間以上の怒涛


―いつよりか入相の鐘は鳴りつらむ心づきたる果ての一声 (大隈言道)

・鐘霞む鐘はどこにもないけれどぼくのなかにはお寺が建つよ


・シャボン玉屋根まで飛んで壊れても消えはしないよあなたの息は

(シャボン玉の歌はうたらばブログパーツ(こちらの記事の左手にみえます)テーマ【飛】で採用していただきました)


久しぶりの更新です。
先月、風邪をひいて以来、咳がとれずに困っている。
のど飴の舐めすぎで太ってしまった。

2013/04/02 日々の歌 Comment(0)

2013 2/1

・本物の氷柱も知らず生きている目を逸らしまた逸らされていて


・味方ではない人は敵 同情であったとしても揶揄かとおもう


・のびてゆくあてどもなくて感ける日 鳩のジャックに豆三つぶやる




調子の悪い日だ。
伊予柑をむく気力はなかった。


2013/02/06 日々の歌 Comment(0)

2013年 1月のおわるころ

・欄干にまるい鴎のならんでるポケットの手をうかがっている


・おにぎりがくずれるように逃げてゆく シャッターを切る意思芽生えれば


・川面には澱んだ予感 おちついて落ち着けよこの冬の構造物


・「そんな風に思われること嫌いだな」 心臓に棲む鏡の破片


・それがもし不潔な氷だとしても布にくるんで焼けどをひやす


・なんてそれさみしい言葉という歌の嘆きよりまだ貧しくている


・やがてくる月のはじめのいちばんに伝えることの出来ぬかなしさ




牛乳パックにヨーグルトをいれヨーグルトを作る。
「金が金を産む」という言葉を思った。

2013/02/05 日々の歌 Comment(0)

2013 1/24

・置き去りの雛のきもちの駅前に無雪地帯の白いビル風


・見つけたと思う私も見つかってガラスのドアのたこ焼きの店


・ドアノブの頑丈そして不可思議にとまどいながら午後の入室


・分からないままに味わうこと多し いただき物のパンをほお張る


・ピアノ弾くうねる背中がたのしくて飲み干す水は水色の水


・春めいたひかりのような言葉たち 屈折率の豊かな窓に


・鉄人のコントローラーではなくてうまく撮れないスマフォのカメラ


・(ここから先、私はかなり酔いました。饒舌だったとおもうよ。たぶん)


・そば飯にたどりつくまで鉄板に焼け付くような語らいをせよ


・見送りのあとで寒さに気づきだす。いつものことでいつも死なない


・踏み出せば雪は降り出す。今年一冬が本気を出した瞬間


・ジョアでなくヤクルトミルミル積もる雪。声を出さない紺のスノーマン


・ゴマ粒のように独りで帰るときああそうかここはぼくだけのまち



地元で歌会。
二次会はおこのみ焼きで。

遠いところあつまってくださってありがとうございました。

2013/01/28 日々の歌 Comment(0)

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